臨終から葬儀開始の準備

一般的な葬儀は、遺体の安置から始まり、お通夜と葬式(告別式)を行うという流れになります。
故人は病院で亡くなるケースが多いです。
遺族は臨終を見届けた後、葬儀の実施に向けて葬儀会社を探します。
葬儀会社は病院から紹介してもらうこともできますが、独自で葬儀会社を探すよりも葬儀費用が高くなる傾向があります。
葬儀会社は遺族自身で探した方が費用を安く抑えることができます。
葬儀の種類には、お通夜と告別式の2日間に渡って行われる通常形式の葬儀もあれば、一日で終わる簡略な葬儀もあります。
一般葬や家族葬が2日間必要なのに対し、一日葬や直葬は1日で全てが終了します。
一般葬と家族葬の違いは参列人数の差です。
家族葬というのは家族だけという意味ではなく、参列人数が20名程度の小規模な葬儀の総称として用いられることが多いです。
家族葬でも外部の一般参列者を招くことは可能です。
一日葬は告別式だけを行う形式で、直葬はお通夜や告別式を省略して火葬のみで行う形式です。
遺族は、葬儀会社と葬儀形式を決めます。
葬儀会社には病院などの遺体がある場所を伝えておきます。
葬儀会社が遺体を搬送しますが、搬送先としては故人の自宅か、あるいは直接葬儀会場に搬送する場合もあります。
遺体は綺麗に清められ、納棺されます。
遺族は病院から医師が書いた死亡診断書を受け取ります。
役所に死亡届を提出する際には、この死亡診断書が必要になります。
死亡届の手続きをすることで火葬許可証が発行されるため、葬儀実施の前には必ず必要な手続きです。
死亡診断書を葬儀会社に渡しておけば、葬儀会社が代行して手続きを行ってくれます。
遺族はお通夜や告別式の日程を決め、葬儀会社と葬儀の打ち合わせを行います。

葬儀費用とお通夜実施の流れ

葬儀費用の目安は、一般葬が100万円前後、家族葬が60万円前後、一日葬が40万円前後、 直葬が20万円前後などが一応の相場として考えられます。
しかし、葬儀会社によってこの費用に違いがあり、また各葬儀形式の中にもさらに細かいプランを用意している場合があります。
またプラン費用の中には葬儀会場の使用料が含まれていないことも多く、追加でかかる費用になります。
飲食費や返礼品なども追加費用として必要になるため、実際の葬儀費用はプランよりも高くなる場合がほとんどです。
葬儀の参列者が多くなれば、その分葬儀にかかる総額費用も大きくなります。
後で葬儀会社から請求が来た時に戸惑わないように、必ず総額でどの程度になるのか事前に葬儀会社に確認しておくことが望まれます。
お通夜の開始時間は、夕方6時以降にする場合がほとんどです。
遺族はそれより先に葬儀会場に到着して、参列者を迎える準備を行います。
会場準備の方は葬儀社が行うため、遺族が決めるのは受付の担当者です。
受付では住所氏名の記入や香典の受け取りを行うため、参列人数によっては複数人の受付を用意する必要があります。
司会進行は葬儀会社のスタッフが行い、お通夜開始時間に合わせて全員が席に着きます。
僧侶による読経が始まり、遺族と参列者が順番に焼香を行っていきます。
焼香は遺族が先に行い、一般の参列者が焼香する際にはその都度黙礼の挨拶をします。
読経や焼香が終了した後は、遺族の中の喪主が、参列者全員に向けて参加の御礼の挨拶をします。
通夜振る舞いとして食事や飲料を用意している場合は、その案内もします。
通夜振る舞いが終わった後はお通夜が終了になり、基本的には遺族も帰宅することになります。
葬儀会場に宿泊する人がいる場合は、その場所があるかどうかについて事前に葬儀会場に確認しておく必要があります。
 

告別式の流れと火葬について

告別式はお通夜の翌日に行われます。
開始時間は11時くらいから行われる場合が多いです。
遺族は告別式開始の1時間くらい前には葬儀会場に到着し、その日の葬儀の流れを葬儀会社の担当者と確認しておきます。
告別式のみの参加者もいるため、受付もお通夜の日と同様に行う必要があります。
前日同様に、遺族は参列者の対応をして告別式開始の時間を待ちます。
告別式開始後は、僧侶の読経や司会者から弔辞・弔電の紹介が行われます。
ここでも遺族や参列者が次々に焼香をします。
僧侶の読経が終了した後は、僧侶による短時間の講話が行われることが多いです。
その後、出棺の準備に取り掛かります。
故人の棺のそばに遺族や参列者が集まり、棺の中の遺体の周りに生花を添えていきます。
棺に蓋をした後、遺族や親族などで棺を持って外に運び出し、待機してある寝台車に乗せる作業をします。
寝台車は火葬場に向かいますが、それに合わせて遺族も含めた参列者が火葬場に向かいます。
火葬場に行かない参列者は、葬儀会場で待機します。
火葬場到着後は、短い儀式を行った後に火葬が開始されます。
火葬が終了するまで一定の時間がかかるため、その間は全員が控え室で待ちます。
火葬が終了すると、遺骨を参列者が順番に箸で拾い骨壷に納めます。
その後は葬儀会場に戻り、還骨法要として僧侶による読経が行われますが、場合によっては還骨法要が省略されるケースもあります。
また、その際には初七日の法要も合わせて行う場合が多いです。
最後に喪主が挨拶をして葬儀の全ての儀式が終了します。

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